Vimの基礎1
Vimとは
ターミナル上でのエディターのこと。
なぜ必要かというと、サーバー内のファイルを直接ターミナル上で編集できるから。
IDE(Eclipse、Netbeans、Sublime)などを使う方が多いかもしれないが、いちいちファイルのパス(位置)を把握しなければいけないのがめんどい。
マニュラルでIDEを開いて操作するより、ターミナルでcdやたlsやらlnなどを使ってファイルを確認しviコマンドで開いたほうが効率が良い場合が多い。
特に、エミュレータの環境下では非常に活躍する。
コマンドモード と インサートモード
Vimには二種類のモードがある。
コマンドモード と インサートモード。
コマンドモードは今開いてるファイルに対しての命令文を書き込むみ用。
インサートモードは普通に今開いているファイルを編集する用。
この二つの切り替えは、
キーボードの「i」でインサートモードに。
キーボードの「esc」でコマンドモードに。
コマンドモードでよく使うコマンド 一覧
「カーソル移動」
- h 1文字左に移動
- j 1行したに移動
- k 1行上に移動
- l 1文字右に移動
- H 画面の一番上の行
- L 画面の一番下の行
「削除」
- x カーソル上の1文字を削除
- X カーソル上の左の文字を削除
- xx カーソル上の行を削除
「検索」
- / 順方向に文字列を検索
- ? 逆方向に文字列を検索
「アンドゥ & リドゥ」
- u 直前の操作をやめる
- U 行ごとやめる
「ファイル操作」
- :w ファイルを保存
- :r 次の行に他のファイルの内容を入れる
- Ctrl + g ファイルの状態、名前などを表示する
「終了」
- :wq ファイルに保存して終了
- :q 終了(ファイルを保存してない場合はエラーが発生する)
- :q! 強制終了
viでファイルを読み込む。ファイルがディレクトリに存在しない場合は、勝手に作られる。
vi text.txt
キーボードの「i」でインサートモードにする
適当に文字列を入れたら、「esc」でインサートモードをやめ、「:w」でファイルを保存
Viを終了したい時は、コマンドモード上で「:wq」
コマンドモードのコマンド
上記によく使うコマンド一覧をのせたが、他にも
右方向キー 左方向キー 上方向キー 下方向キー
でカーソルの位置を変える。
スペースキー もしくは Shift+スペースキー
で次の文字に移動。
バックスペースキー
で前の文字に移動